5. 五葉松 豆盆栽 Goyo Matsu (White Pine)
黒松や赤松の葉が二本一組になっているのに対し、五葉松は五本一組になるのでゴヨウマツと呼ばれています。
江戸時代には武家の屋敷によく置かれ、『御用を待つ』と縁起物として重宝しました。
自然界では高地に自生して、厳しい寒さに耐えて育つ丈夫な品種なのでとても育てやすく、初心者向けです。
こちらは実生5年ほどの五葉松に曲を付けてミニ盆栽に仕立てました。
小さいながらも充実した枝振と左流れに対して右下に向かって落ちる立派な落ち枝が見どころの模様木です。
Goyomatsu is named because of its 5 leaves together, on the other hand, Kuromatsu Black pine and Redpine have a pair of leaves.
It sounds same in Japanese as ‘Goyo wo matsu’ which means ‘Wait for bussimes/offers’ so that it often used to display at home as a bringer of good luck in Edo era.
It is created as a mame (mini) bonsai with a 5years old of seedling Goyomatsu.
Strong and easy care, very suitable for beginners
■鉢上: H6.5cm (from bottom to top of the tree)
■鉢サイズ: H 3.5cm x W 5.5cm x D 5.5cm (the pot)
■How to Care
水やり:
目安は1日1回。
夏は朝夕2回、冬は2~3日に1回ほどが理想です。
盆栽に限らず植物を枯らしてしまう原因のほとんどが恐らく水切れです。
自然の大地とは違い鉢の中という限られたスペースで根を張って生きていますので、日頃から鉢土の表面の乾き具合を良く見て、土面が乾ききる前にお水をあげて下さい。
とくに盆栽には赤玉というには水はけの良い土が使われているので、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。
置き場所:
風通しの良い屋外で半日陰(はんひかげ)が理想です。
半日陰とは直射日光が1~3時間ほど当たる日陰の時間が多い場所のことを言います。
1日を通して当たりが良過ぎる場所では鉢土の乾きが早く、枯れるリスクも高まりますので夏場は特に気を付けてください。
※植物ですので撮影時と状態が変わっている場合がありますのでご了承ください。